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社章は常時つけるものではない?その理由とは

大抵の会社には会社のシンボルとして社章が存在します。
それをかたどったピンバッジを作成している会社もあるでしょう。
使用する際の規定は会社によってまちまちでしょうが、少なくとも社章を常時スーツにつけることはおススメできません。
仮に社章をつけて通勤した場合、それを見た周囲の反応はどうなるでしょう。
最初に述べたように、社章は会社のシンボルです。
つまり社章を見ればどこの会社に勤めている人間か判別できてしまうのです。
もちろんひとくちに会社と言っても規模は様々ですし、中小企業の社章であれば知らない方も多いでしょう。
しかし大企業であればそうもいきません。
誰もが知っているような有名企業はどのような職種にも存在しますし、同業者であれば社章から会社を判別することは一層容易になります。
そして仮に社外で社章をつけている時に、周囲に同業者がいればどうなるでしょうか。
「最近○○の売れ行きが悪い」「今度立ち上げる△△のプロジェクトの件で相談があるんですけど」。
こんな会話を同業者に聞かれれば、会社が損害を被る可能性だって出てくるのです。
会話をしている当人にとっては世間話でも、同業者からすれば利用価値のある情報となり得るのですから。
だから社章を常時つけることはおススメできないのです。
会社の規定で常時着用を義務付けられていれば仕方ありませんが、そうでないなら社外では外しておきたいものです。

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